横浜に映画ファンの思いが反映される映画館を作ろう!

 横浜キネマ倶楽部は、横浜で永年親しまれてきた映画館の相次ぐ閉館を惜しむ映画ファンが集まり、2005年5月発足し、「横浜に映画ファンの思いが反映される映画館をつくる」ことを目標に掲げて活動を続けています。

 当倶楽部の存在をより多くの皆様に知っていただき、映画館をつくる目標に一歩でも近づきたい、それと同時に、良質な映画を上映することで、映画ファンの交流の場を提供したい、という思いで年4回の上映会を行っています。

横浜キネマ倶楽部のスタッフ募集中!!

横浜市民とともに19年。映画好きが集まったグループです。
自分が観たい。又、他の人にもこんな良い作品を観て欲しいとできたのが当倶楽部。
是非、仲間になってください。

◎確認事項
 ・スタッフは、全員が無報酬の市民で構成されております。

  活動報酬などはありません。
 ・スタッフの経験、未経験は問いません。

  映画好き、こんな企画がしたいなど提案ある方どうぞ!
 ・例えば、もぎり(チケットの確認)1時間だけ手伝える方でも大歓迎です!

  ご関心のある方は下記までご連絡ください。

           ↓

  yokohama_kinemaclub@yahoo.co.jp 

 

<<横浜キネマ倶楽部 ニュース>>

2025年

2月

11日

第82回上映会 「絵の中のぼくの村」

第82回上映会 2025年2月11日(火・祝)

横浜市南公会堂

上映作品『絵の中のぼくの村』

山上徹二郎さん(製作者)の講演決定!!

誰にもある心の風景を舞台に描く日本のファンタジー 

1996年/日本/カラー/112分/ブルーレイ上映

出演:原田美枝子 松山翔吾 松山慶吾 長塚京三 小松方正 上田耕一

監督:東陽一 脚本:東陽一/中島丈博 音楽:カテリーナ古楽合奏団 

©1996 SIGLO
©1996 SIGLO

日時]2025年2月11日(火・祝)

   映画上映 (1回のみ) :13時00分~14時52分(12時30分 開場)

   講演  山上徹二郎さん(本作品の製作者)15時00分~16時00分 

会場横浜市南公会堂 

          (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩 約8分・京浜急行「黄金町」駅 徒歩 約14分)

 [入場料]前売1,000円/当日1,300円

          障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[チケットぴあ(Pコード:554-587)
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。購入は2月10日(月)迄。

 [プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店       TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)         TEL 045-664-7371

   いづみ書房            TEL 045-241-1104

   シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)     TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)     TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)

【作品紹介】

©1996 SIGLO
©1996 SIGLO

【解説】 

この映画の原作は、絵本作家として活躍している田島征三の自伝的エッセイ、「絵の中のぼくの村」である。征三のふたごの兄にあたる田島征彦もまた絵本作家。ふたりは全く異なる手法で絵本を描きながら、「ふきまんぶく」「とべバッタ」(征三作)「じごくのそうべえ」(征彦作)など話題作を発表しつづけている。そのふたごの田島兄弟が高知で過ごした少年時代のエピソードを原作から紡ぎだし、東陽一と中島丈博がエンターテインメントの脚本に仕上げた。原作にはなかった三人の不思議な老婆や、伝説の中の妖怪を登場させて、物語をいっそうファンタジックなものにしている。原田美枝子がモダンな母親をさわやかに演じ、長塚京三が昔はたしかにいたはずの典型的な日本の父をたくみに演じる。主人公は、全国からオーディションで選ばれた高知の小学二年生、松山慶吾と翔吾のふたごの兄弟。キャスティングが演出のカギだったと語る東陽一監督は、ふたごの少年のもつおもしろさと小さい魔性を自在にひき出し、見ごたえのある作品に仕上げている。カテリーナ古楽合奏団の音楽が、映像により透明感を与えている。

 

©1996 SIGLO
©1996 SIGLO

【物語】

ぼくらはいつも二人で川に釣りにいっていた夏の終わり、京都に住むふたごの兄征彦のアトリエを、弟征三がたずねてくる、二人ではじめて合作する絵本の打ち合わせのためだ。絵本は、兄弟が高知県の田舎の村で過ごした。夢のような少年時代の物語。二人の描いた故郷の絵から、映画は、昭和23年の高知県の田舎にとぶ。やさしい母と、めったに帰ってこない父、そして思春期の姉に囲まれた、絵が好きでいたずら好きな厄介なふたご。勉強そっちのけで、ナマズをつかまえ、鳥と格闘し、ときにはよその畑をあらしたりもする。セイゾウと気持ちを通わせながら、結局は傷つけられていく貧しい少女。ボロを着た神のように、ある日ふらりとやってくる少年セイジ。水の中から突然聞こえてくる「相撲取ろう」とい不気味な声。そしてそのすべてを、村の守護神のような三人の不思議な老婆が、大木の枝に座ってじっと眺めている・・・。  

第82回上映会「絵の中のぼくの村」チラシ 表
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第82回上映会「絵の中のぼくの村」チラシ 裏
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映画『絵の中のぼくの村』チラシ.pdf
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今後の予定 準備中の上映会等
決定次第、掲載致します。