第37回上映会 2014年11月24日(月・祝) |
横浜市神奈川公会堂 作品『ハンナ・アーレント』 |
2012年/ドイツ・ルクセンブルク・フランス/114分/ブルーレイ上映
[日時]2014年11月24日(月・祝)
(2014年6月25日(水)放送 NHK 視点・論点「ハンナ・アーレントと"悪の凡庸さ"」に出演)
2回目上映 14:00~15:54 (12:45開場)
[ゆうちょ振込による前売り購入]
11月22日(土)迄に、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
ゆうちよ銀行総合口座 記号 10200 番号 22932931
加入者名:ヨコハマキネマクラブ
【作品紹介】
不屈の精神で「悪」と真実に立ち向かった
哲学者ハンナ・アーレントの愛と信念が胸を打つ感動の実話
誰からも敬愛される高名な哲学者から一転、
世界中から激しいバッシングを浴びた女性がいた-
彼女の名はハンナ・アーレント、第2次世界大戦中にナチスの強制収容所から脱出し、アメリカへ亡命したドイツ系ユダヤ人。1960年代初頭、何百万ものユダヤ人を収容所へ移送したナチス戦犯アドルフ・アイヒマンが、逃亡先で逮捕された。アーレントは、イスラエルで行われた歴史的裁判に立ち会い、ザ・ニューヨーカー誌にレポートを発表、その衝撃的な内容に世論は揺れる…。
「考えることで、人間は強くなる」という信念のもと、世間から激しい非難を浴びて思い悩みながらも、アイヒマンの<悪の凡庸さ>を主張し続けたアーレント。歴史にその名を刻み、波乱に満ちた人生を実話に基づいて映画化、半世紀を超えてアーレントが本当に伝えたかった<真実>が、今明かされる─。
名作『ローザ・ルクセンブルグ』の監督&主演で贈る、愛と信念に満ちた強い生き方
世界で尊敬される女性監督の一人となった、マルガレーテ・フォン・トロッタ。10年の構想を経て完成させた本作では、今なお論争を呼ぶアーレントの思想の本質に迫ると共に、夫や友人への愛溢れる女性としてのアーレントを描き、2013年度ドイツ映画賞6 部門ノミネート、2部門を受賞。温かな魅力と、深く真実を探る鋭さを併せ持つアーレントをバルバラ・スコヴァが熱演。本国ドイツ、フランス、アメリカで大ヒットを記録し、2012年度東京国際映画祭でも絶賛されたのは、決して偶然ではない。
今の時代に生き迷う私たちに、どうすれば信念を持って強く生きられるかを、アーレントは身をもって伝えてくれる。そして、彼女からの最高の贈り物 ── すべての答えが凝縮した魂を揺さぶる8分間のスピーチ ── を受け取ることが出来るのだ。
第37回上映会「ハンナ・アーレント」チラシ(表)
第37回上映会「ハンナ・アーレント」チラシ(裏)