第59回上映会 2020年6月28日(日) |
横浜市社会福祉センターホール 作品『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』 |
(当上映会は中止となりました)
樹木希林さん追悼上映
2018年9月15日に他界された樹木希林さんを偲んで。
希林さんのご実家がある横浜市中区花咲町での上映会です。
独房の半世紀 ──。 あなたは、その時間を想像することができますか?
プロデューサー阿武野勝彦さんの講演あり!!
2012年 / 日本映画 / 120分 / カラー / ブルーレイ上映
出演:仲代達矢 樹木希林 山本太郎 寺島しのぶ(ナレーション)
監督・脚本:齊藤潤一 プロデューサー:阿武野勝彦
製作:広中幹男 喜多功 音楽:本多俊之
音楽プロデューサー:岡田こずえ 撮影:坂井洋紀 照明:角川雅彦 録音:遠藤淳
美術:高宮祐一 記録:須田麻記子 題字:山本史凰 音響効果:久保田吉根 編集:奥田繁
[日時]2020年6月28日(日)
講師:プロデューサー 阿武野勝彦さん
-----(会 場 入 替)-----
講演(2回目) 14時00分 ~ 14時25分(13時30分 開場)
※上映前の講演となります。
講師:プロデューサー 阿武野勝彦さん
上映(2回目) 14時30分 ~ 16時30分
【作品紹介】
【解説】獄中から無実を訴え続けている死刑囚がいます。奥西勝、86歳。昭和36年、三重県名張市の小さな村の懇親会で、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡しました。「名張毒ぶどう酒事件」です。奥西は一度は犯行を自白しますが、逮捕後、一貫して「警察に自白を強要された」と主張、1審は無罪。しかし、2審で死刑判決。昭和47年、最高裁で死刑が確定しました。戦後唯一、無罪からの逆転死刑判決です。事件から51年――際限なく繰り返される再審請求と棄却。その間、奥西は2桁を越える囚人が処刑台に行くのを見送りました。いつ自分に訪れるか分からない処刑に怯えながら。あなたは、その恐怖を、その孤独を、その人生を、想像することができますか?
【物語】独房から無実を訴え続けている死刑囚がいる。奥西勝、86歳。昭和36年、三重県名張市の小さな村の懇親会で、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した。逮捕された奥西は「警察に自白を強制された」と訴え、無実を主張。1審は無罪だったものの、2審は逆転死刑判決。そして昭和47年、最高裁で死刑が確定した。奥西は、死刑執行の恐怖と闘いながら、いまも再審を求め続けている。奥西の無実を信じているのが、母、タツノ。事件で村を追われ、見知らぬ町で独り暮らしを始めた。内職をして電車賃を稼ぎ、月に1度、名古屋拘置所にいる息子に会いに行く。タツノは奥西に969通の手紙を送った。「お金のあるあいだ、湯たんぽを貸してもらい、牛乳も飲みなさい」「やっていないのは、おっかあが一番知っている」「長い間の苦労は毎日、涙いっぱいですよ」再審を待ち続ける母。奥西はタツノと約束をする。“無実を晴らして、必ず帰る” しかし、その約束は果たされることなく、母は昭和63年、84歳で亡くなった。
第59回上映会「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」チラシ 表
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第59回上映会「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」チラシ 裏
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