第21回上映会 |
春との旅
日 時:12月5日(日) 13:00~15:14
会 場:横浜市西公会堂
(横浜駅西口徒歩10分/相鉄線平沼橋駅徒歩8分/TEL045-314-7733)
監督トーク:小林政広監督 15:30~16:00
トーク終了後、ロビーに於いてサイン会を行います。
後 援:横浜市教育委員会
[作品紹介]
2010年/134分/原作・脚本・監督:小林政広
エグゼクティブプロデューサー:與田尚志/プロデューサー:紀伊宗之、小林直子/アソシエイトプロデューサー:脇田さくら、小林政広/制作担当:川瀬準也/アシスタントプロデューサー:萩原直人
音楽:佐久間順平/撮影監督:高間賢治 (JSC)/照明:上保正道/美術:山崎輝/録音:福田伸/編集:金子尚樹/助監督:石田和彦/音響効果:瀬谷満/装飾:鈴木隆之/衣装:宮本まさ江/ヘアメイク:小沼みどり/制作主任:棚瀬雅俊
出演:仲代達矢、徳永えり、大滝秀治、菅井きん、小林薫、田中裕子、淡島千景、柄本明、美保純、戸田菜穂、香川照之
厚生労働省社会福祉審議会推薦
文部科学省選定(成人向け・青年向け)
ある日、 突然――
ひとりの老人が家を捨てた。
孫娘、春が
あとを追った・・・。
旅の始まりは、まだ寒い北海道の四月、かつてニシン漁に沸き、今ではその面影すらとどめない北海道・増毛のさびれた海辺。そこのあばら屋で老漁師・忠男と孫娘・春は、つましい生活を続けていた。しかし、時の流れとともに、二人の暮らしは行き詰まることになる。
春は、母を亡くして以来、地元の小学校の給食係をして忠男を支えて来たが、廃校となって失業。東京に働きに出ようと考えたが、足の不自由な忠男を見捨てることはできない。そこで二人は、忠男の老いた身の受け入れ先を求めて、長年疎遠になっていた、東北・宮城の各地に住む忠男の姉兄弟たちを訪ね歩く旅に出ることにした。
この映画の原作・脚本・監督の小林政広は、これまでにカンヌ国際映画祭への4度の出品や、『愛の予感』で第60回ロカルノ国際映画祭・金豹賞(グランプリ)を含む4賞を受賞するなど、世界的に注目されている。
今回は「家族のドラマ」に視点を据え、その綿密繊細にして骨身のある演出と、それに応えた演技陣の充実も見逃せない。脚本に惚れ込んだ名優・仲代達矢は、渾身の演技で元漁師・忠男を演じ切っている。また、孫娘・春を演じたのは、若手演技派女優として注目される『フラガール』の新進・徳永えり。この二人を囲むキャスト陣も、堅実にして豪華な名優・ベテランが揃い競演している。
監督トーク、サイン会、スタッフとの記念撮影
12月5日(日)、第21回上映会『春との旅』を、小林政広監督をトークゲストにお迎えして横浜市西公会堂において開催しました。
やはり、監督さんがいらっしゃると上映会はグッと盛り上がりますね。1回上映のみでしたが、380名もの来場者がありました。
映画上映後のトークは、わずか30分でしたが、撮影の裏話などをお伺いし、来場者からの質問にも答えていただくことが出来ました。
ご来場の皆さん、ありがとうございました。
以下は当日の様子です。