2014年
6月
07日
土
第35回上映会 『日本の悲劇』
第35回上映会 2014年6月7日(土) 横浜市西公会堂 |
作品 『日本の悲劇』 |
壁の向こう側にある愛について─。これは、私たち家族の物語。
仲代達矢 北村一輝 大森暁美 寺島しのぶ 小林政広作品
脚本、監督:小林政広 製作:小林直子 プロデューサー:小林政広
撮影:大木スミオ 照明:祷宮信 録音:福田伸 美術:山﨑輝 編集:金子尚樹
助監督:石田和彦 衣裳:宮田弘子 ヘアメイク:星よしみ 装飾:及川幸恵
小道具:佐藤希 大道具:手塚常光/村尾圭太 建具:阿久津正巳
造園:渡辺篤 スチール、タイトル:小林直子 子役:羽鳥颯馬
協力:無名塾 仕事 フロム・ファースト フレンドスリー アプティパ
製作:モンキータウンプロダクション
助成:文化芸術振興費補助金 2012年/日本/カラー・B&W/ブルーレイ/101 分
配給:太秦 配給協力:一般社団法人コミュニティシネマセンター
[日時]2014年6月7日(土)
[ゆうちょ振込による前売り購入]
6月5日(木)迄に、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
ゆうちよ銀行総合口座 記号 10200 番号 22932931
加入者名:ヨコハマキネマクラブ
日本中を騒然とさせた無縁社会が生む現実
2010 年 7 月、父親の年金が生活のよりどころだった長女が父親の死後もその死を隠し続け、年金や給付金を不正に受け取っていたという事件が報じられた。この事件に衝撃を受けた監督・小林政広は“遺書を書くような気持ち”で本作の脚本を書き上げたという。外部との接点をなくした極限状態の家族が、その果てに選ばざるを得なかった究極の愛の形――。
『日本の悲劇』は誰の身にも起こりうる私たち家族の物語といえるだろう。
日本最高峰の俳優 新境地を切り開いた
仲代達矢 × 北村一輝
見る者を圧倒する魂のぶつかり合い!
出演者は父親・不二男に仲代達矢、息子・義男に北村一輝、別れた妻・とも子に寺島しのぶ、不二男の妻・良子に大森暁美の四人。最大の見どころは、父親の決断を阻止しようとする息子と父親の扉越しの攻防戦だ。強烈な存在感を放つ仲代と感情を剥き出しに泣き叫ぶ北村の熱演は胸に突き刺さる。世代を代表する俳優の魂のせめぎ合いに、ただただ圧倒されるだろう。
世界が注目する小林政広、孤高の渾身作
『バッシング』『春との旅』と、常に現代の日本を真正面から見据える大胆なテーマに挑み、カンヌをはじめとする世界各国の映画祭で称賛されてきた映画作家・小林政広。
本作では、ある家族の崩壊をとおして日本が陥っている「無縁社会の深淵」を描く。小林が綴った鬼気迫る脚本を読んだ俳優たちが出演を熱望し、映画は完成した。
第35回上映会『日本の悲劇』チラシ表
第35回上映会『日本の悲劇』チラシ裏