2015年
2月
28日
土
第38回上映会 「標的の村」
第38回上映会 2015年2月28日(土) |
横浜市西公会堂 作品『標的の村』 |
2013年/日本/ドキュメンタリー/91分/ブルーレイ上映
監督:三上智恵/統括プロデューサー:賀数朝夫/プロデューサー:謝花 尚
撮影:寺田俊樹/ナレーション:三上智恵/音楽:上地正昭/音声:木田 洋
編集:寺田俊樹、新垣康之/構成:松石 泉 / 題字:金城 実/タイトル:新垣政樹
[日時]2015年2月28日(土)
3回目上映 14:40~16:11 (14:10開場)
[ゆうちょ振込による前売り購入]
2月26日(木)迄に、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
ゆうちよ銀行総合口座 記号 10200 番号 22932931
加入者名:ヨコハマキネマクラブ
【作品紹介】
アメリカ軍・普天間基地が封鎖された日
全国ニュースから黙殺されたドキュメント
日本にあるアメリカ軍基地・専用施設74%が密集する沖縄。5年前、新型輸送機「オスプレイ」着陸帯建設に反対し座り込んだ東村(ひがしそん)・高江の住民を国は「通行妨害」で訴えた。反対運動を委縮させるSLAPP 裁判だ。[※1]わがもの顔で飛び回る米軍のヘリ。自分たちは「標的」なのかと憤る住民たちに、かつてベトナム戦争時に造られたベトナム村[※2]の記憶がよみがえる。10万人が結集した県民大会の直後、日本政府は電話一本で県に「オスプレイ」配備を通達。
そして、ついに沖縄の怒りが爆発した。
※1 SLAPP裁判
国策に反対する住民を国が訴える。力のある団体が声を上げた個人を訴える弾圧・恫喝目的の裁判をアメリカではSLAPP(Strategic Lawsuit Against Public
Participation)裁判と呼び、多くの州で禁じられている。
※2 ベトナム村
1960年代、ベトナム戦を想定して沖縄の演習場内に作られた村。農村に潜むゲリラ兵士を見つけ出して確保する襲撃訓練が行われていた。そこで高江の住民がたびたび南ベトナム人の役をさせられていた。
2012年9月29日、強硬配備前夜。台風17号の暴風の中、人々はアメリカ軍普天間基地ゲート前に身を投げ出し、車を並べ、22時間にわたってこれを完全封鎖したのだ。この前代未聞の出来事の一部始終を地元テレビ局・琉球朝日放送の報道クルーたちが記録していた。真っ先に座り込んだのは、あの沖縄戦や米軍統治下の苦しみを知る老人たちだった。強制排除に乗り出した警察との激しい衝突。闘いの最中に響く、歌。駆け付けたジャーナリストさえもが排除されていく。
そんな日本人同士の争いを見下ろす若い米兵たち……。
本作があぶりだそうとするのは、さらにその向こうにいる何者かだ。復帰後40年経ってなお切りひろげられる沖縄の傷。沖縄の人々は一体誰と戦っているのか。抵抗むなしく、絶望する大人たちの傍らで11才の少女が言う。「お父さんとお母さんが頑張れなくなったら、私が引き継いでいく。私は高江をあきらめない」。奪われた土地と海と空と引き換えに、私たち日本人は何を欲しているのか?
2月28日第38回上映会『標的の村』は、
今回の上映会開催につきましては、
なお、2月上旬、
事実関係は、2月上旬に、
この件については上映会におきまして、当倶楽部会長より、ご来場の皆様へも報告させていただきました。
上映作品やそれを取り巻く情勢の評価は、
当倶楽部では、今後とも、
皆様のご協力と、
また、『標的の村』監督の三上智恵様から、
三上監督のご了解を得て、
<引用開始>
キネマ倶楽部主催の上映会にお越し下さった皆さんへ
「標的の村」のまとめ役を務めました三上智恵です。
今回の横浜での上映会は、全国的にも注目を集めています。
今回の後援取り消しが、一体何を意味するのか。
特定秘密保護法はじめ、安倍政権が国民から声を奪い、
それに気づいて動き出す人がどれだけいるかが、
ですから私は、
その機会を誰かにジャッジされ、目隠しされ、
教育委員会が、
私はそういう方々に向けて。助けてください。
これからますます、差し障りのないものが歓迎され、
そんななかで今回の作品「標的の村」も、
そして、
2月28日
みかみちえ
<引用終わり>
第38回上映会「標的の村」チラシ(表)
第38回上映会「標的の村」チラシ(裏)