第33回上映会 12月7日(土) 横浜市西公会堂 『よみがえりのレシピ』 |
《香港国際映画祭2012正式出品》《山形国際ドキュメンタリー映画祭2011正式出品》
出演:江頭 宏昌、奥田 政行、在来作物を守り継ぐ人々
プロデューサー:高橋 卓也 監督・編集:渡辺 智史 撮影:堀田 泰寛
音楽:鈴木 治行 整音:石寺 健一
2011年/日本/ブルーレイ上映/95分/
製作・配給:映画「よみがえりのレシピ」製作委員会
協力:東北芸術工科大学 東北文化研究センター 山形在来作物研究会
助成:文化芸術振興費補助金 写真提供:東海林 晴哉
[日時]2013年12月7日(土)
ざいらい さくもつ たね
在来作物と種を守り継ぐ人々の物語
(あらすじ)
栽培者自身が種苗を管理し守ってきた在来作物(ざいらいさくもつ)は、世代を超えて地域に受け継がれてきました。しかし品種改良された作物より収量が少なく、病気にも弱いことから市場で評価されず、多くは消失してしまいました。そんな時代に独自の料理法で在来作物の存在に光を当てた“山形イタリアン”「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフ。野菜の個性的な味・食感・香りを生かした料理には、新鮮な魚介や肉と、地域の風土や物語も盛り込まれます。また焼き畑農法を研究する江頭宏昌先生は「ここにしかない価値」を秘める在来作物が地域再生の起爆剤になると確信しています。さらなる主役は、手間を惜しまず種(たね)を守り続ける農家の人たち。その笑顔と心意気を感じることで、何気ない日々の生活が少しだけ違って見える、そんな魅力が『よみがえりのレシピ』には溢れています。
(製作意図)
在来作物は何十年、何百年という世代を超え、味、香り、手触り、さらに栽培方法、調理方法を現代にありありと伝える「生きた文化財」である。しかし高度経済成長の時代、大量生産、大量消費に適応できず、忘れ去られてしまった。社会の価値観が多様化する現代に、足並みを合わせるように在来作物は、貴重な地域資源として見直されている。在来作物を知ることは、食と農業の豊かな関係を知ることにつながる。地域に在来作物がよみがえり、継承されていく姿は、豊かな食を味わい、楽しむ姿であり、地域社会の人の絆を深め、創造する姿である。この動きを日本全国、さらには世界中で起きている食や農業の問題への処方箋(レシピ)として、伝えていきたい。
横浜キネマ倶楽部第33回上映会「よみがえりのレシピ」チラシ_表
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横浜キネマ倶楽部第33回上映会「よみがえりのレシピ」チラシ_裏
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